株主優待を受けることが出来るのはいうまでもなく株主だけです。そして株主優待の権利を得るには「権利確定日」に株主名簿に名前が載っていることが必要です。
権利確定日とは、企業が「この日に自社の株を持っている人を株主とします」と定めた特定の日のことです。この日に株主名簿に名前があれば優待や配当を受けることが出来き、数ヵ月後に優待の内容が送られてきます。
つまり権利確定日についての知識が必要になってきます。
「権利確定日」に株主名簿に記載されるためには、「権利確定日」の5営業日まえに株を買う必要があります。
例えば、2005年3月31日が権利確定日の銘柄の場合、同日を含めて5営業日前(土日祝日など休業日は除く)の2005年3月25日(権利付最終日)までに株を買わなければいけません。
25日(金) この日までに!
25日(土) (土曜日なので除く)
27日(日) (日曜日なので除く) 28日(月) 29日(火) 30日(水)
31日(木) 権利確定の日(決算日)
優待が欲しいのなら権利付最終日に株をもっておかなければなりません。逆にいえば、その日を押さえてさえいれば大丈夫だということです。
といことは1日持ってさえいれば、配当と優待を受けれるのです!これって凄いことだと思いませんか?ただでさえ銀行に預けるよりずっと金利がいいのにわずか1日でもらったら一体年率換算いくらになるんだということです。
僕は資産運用において利回りは最も大切だと思っています。10万円利益がでれば嬉しいですが、その投資金額が10億円だったらどうでしょう?
もし1万円の利益でも、投資金額ずっと少なければどうですか?リスクを考えると単にいくら儲けたかというよりも、利回りが重要です。
そう考えると、わかりやすくて利回りのいい株主優待制度お得ですよね。こんないオトクなことは見逃したらもったいないですよね。
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